繰り返しの地震に強い『制振』装置とは

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2020/08/28

繰り返しの地震に強い『制振』装置とは

日本は先進国の中で最も地震の多い国といわれています。2011年の東日本大震災以来、

地震に強い住宅が強く求められ、「耐震・制振・免震」といった建築技術が広く

知られるようになり、普及してきました。「耐震・制振・免震」と言葉だけ聞くと

3つともよく似ていますが、それぞれは全く違う考え方で地震による被害を軽減する工夫が

なされています。以前から地震対策の主流は構造を強化する「耐震」です。

耐力壁で建物自体を固くして倒壊を防ぐものであり、現在の新築住宅には

必ず採用されています。しかし耐震は「繰り返しの地震に弱い」のが欠点です。

次の「制振」は後回しにして、

「免震」とは基礎と建物の間に免震装置を設置し地震エネルギーを遮断するもの。

揺れは軽減されますが、他に比べてコストが非常に高く、戸建住宅には不向きです。

今回のテーマである「制御」とは、壁に制振装置を取り付けて地震エネルギーを吸収し、

地震の揺れを抑制するもの。コストも免震ほど高くなく現実的で効果的です。

2016年の熊本地震以来、「繰り返しの地震」に耐え、住み続けられる家づくりの意識が

高まっていますが、その対策として注目されているのが制振システムです。

制振システムは構造体の変形を抑えることで、住まいの構造体自体へのダメージを

低減するもの。制振装置が地震のエネルギーを吸収し、変形量を抑えるのが

基本的な仕組みです。耐力壁とは異なり、変形後も元に戻り、再び変形を抑える

減衰力を発揮するため、繰り返しの地震に対応できるという優れた特徴を持っているのです。

そこでお勧めしたいのが日経金属アクトの制振装置「ブレースリー」。

耐震と制振の機能を兼ね備え、繰り返しの地震にも強い木造軸組工法用の制振ブレースで

地震の揺れを30~50%低減します。

ブレースとは筋交いのこと。制振ブレースでありながら耐力壁として国土交通大臣の認定を

取得しています。

ブレースリーは耐久性・耐食性に優れたアルミ製ですから経年劣化が起こりにくく、

壁内の過酷な環境でもほぼ影響を受けず性能を発揮し続けます。

耐震と制振の機能を兼備したブレースリーで、繰り返しの地震に強い家づくりを

目指しましょう。

「urac Vol.32」より

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