スタッフブログ
2020/01/28
自然素材で快適リノベーション
築14年のマンションが無垢のリフォームで再生
子供が独立し、ふたり住まいとなった夫婦のご要望に応え、築14年のマンションの
一住戸を自然素材でリフォームした実例を紹介しましょう。「本物の木の家を手の
届く価格で」という「雨楽な家」の理念のもと、最小限のコストで最大限の付加
価値と心地よい住空間を造るにはどうするべきか。手描きのスケッチを描きながら
アイデアを練り、A案とB案を提案。広さ59.20㎡(17.90坪)という限られた空間を
有効活用するため、間仕切りや出入口のドアを極力少なくオープン空間としました。
そしてB案採用。既存の壁を利用した収納を設け、テレビ台など造作家具に杉板の
フリー板を多用することで、無垢のリフォームに適した素材を活用し、なおかつ
大工手間の削減を図りました。さらに省コスト化のため、壁下地は既存のクロスを
使用。その上に下地処理をし、漆喰壁で仕上げました。桧の床、漆の壁、杉の家具。
築14年のマンションとは思えないほど、豊かな木の薫りと自然の温もりに満ちて
います。内装や設備、家具までトータルコディネートすることにより、
満足度の高いリフォームが実現しました。
uraku通信Vol.24より